いのち

こんにちは。くれたけ心理相談室 青森支部 桑山です。

 

お盆ですね。お盆といえば大切な人が帰ってくる日と言われています。

幼い時、きゅうりとなすの馬と牛を作ったことを思い出しました。

 

今日は【命】について考えてみました。

私たちは、日々あまり意識せずに「生きている」時間を過ごしています。

朝、目が覚めて息をして、何かを食べ、誰かと会話し、夜になれば眠る。この繰り返しの中で、命は静かに、けれど確かに流れています。

命は目に見えません。けれど、心臓の鼓動や、笑った時のぬくもり、悲しみで胸がぎゅっとなる感覚——

それらすべてが、「ああ、自分は生きているんだ」と教えてくれるサインです。

命は一人ひとり、始まりも終わりも違います。長い命もあれば、短い命もある。けれど、その長さよりも、どう灯すか、どう使うかが大切なのだと思います。

小さな親切をした日も、大きく落ち込んだ日も、すべてがその灯りの色や形をつくっています。もし、命が重く感じる日があっても、それは決して無意味ではありません。暗闇に見える時間も、灯りがゆらめきながら形を変えている瞬間です。

あなたの命は、他の誰とも入れ替えられない、たった一つの灯り。その灯りがあることで、必ず誰かの世界が少し明るくなっています。

今日も静かに、命の灯りを抱きしめながら。どうか、命を諦めないで。

投稿者プロフィール

桑山 美咲
桑山 美咲
認定心理士、精神保健福祉士、社会福祉士を所持しております。
「あなたに出会えてよかった」そう思っていただけるカウンセリングを心がけています。

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