お久しぶりの投稿です
こんにちは。
くれたけ心理相談室 青森支部 桑山です。
大変お久しぶりの投稿です。
皆さんどのようにお過ごしでしょうか?
12/8の地震ではお怪我等大丈夫でしたでしょうか?
我が家は青森市のため、震度4で、揺れましたが息子も起きず、怪我もなく、過ごさせていただいていました。
高校の時の親友が八戸に住んでいるため、心配ですぐ連絡しましたが、物はたくさん落ちたけれど家族みんな怪我はないとのことで安心しました。
被災された方、建物が崩壊した方、お怪我をされた方、お見舞い申し上げます。
余震も続いておりますので、防災グッズや避難所など把握しておくと安心かもしれません。
私もこの機会に改めて防災グッズや避難所の確認を行うことの重要性が身に染みました。
私ごとですが、息子が1週間入院しており、付き添いしておりました。形成手術のため、命に関わりがある入院ではありませんでしたが、小児病棟への入院でした。
付き添い入院の大変さを実感したとともにたくさんのお母さん方とお話をさせていただきました。
病棟には長期入院のお子さんや、治療で苦しんでいる子、点滴や管につながれて静かに頑張っている子たちがたくさんいました。
その姿を見るたび、「健康って、こんなにも尊いんだな」と何度も、何度も思いました。
私たちは日常の中で、つい“元気でいること”を当然のように感じてしまいます。
走り回る声がうるさいなぁ、とか、ご飯を食べてくれなくてイライラするとか、やりたい放題で大変だ〜とか。
だけど、病棟で過ごしていると、そんな「大変」が、実はものすごく幸せなことなんだと気づかされます。
息子が自分で歩いてトイレに行けること。
「ママ〜」と笑いながら甘えてくること。
一緒にご飯を食べて、眠くなったら抱っこされてコテっと寝ること。
全部全部、生きてくれているからできること。
そして、付き添いの親御さんたちの姿にも胸を打たれました。
眠気も疲れも押し殺して、わが子に付き添い続ける親の強さと優しさ。
どの家庭にも事情があって、どの親も必死で、どの子も本当に一生懸命。
カウンセラーという立場で人の気持ちに寄り添う日々だけど、今回ばかりは私自身が多くを学ばされました。
健康は“状態”じゃなくて“奇跡”。
そして、家族で過ごせる時間は“普通の日常”じゃなくて“尊い恵み”。
人は「大切なもの」が揺らいだときに、ようやく本当に大事なものが見えてくるのかもしれません。
息子が元気で帰ってこれたこと。
家に帰って、いつもの景色の中で「ただいま〜」と言えること。
これ以上の幸せってないんだな、としみじみ感じています。
もし、いま子どもの体調で不安になっているママやパパが読んでくれていたら伝えたい。
あなたの不安は当然です。
頑張っているあなたもまた“尊い存在”です。
そして、子どもは思っている以上に強くて、回復する力を持っています。
私もまだまだ心揺れることはあるけれど、今回の経験を胸に、これからも親として、カウンセラーとして、誰かの心にそっと寄り添える存在でいたいな、と思っています。
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