「過去の私」も連れて、心理職になりました
こんにちは。
くれたけ心理相談室 青森支部 桑山です。
今日は私の経験を踏まえながらわたしが考えるカウンセリングについて書いていきたいと思います。
現在は心理職ですが、昔は学校に行けなかった私です。
今は心理の仕事をしていますが、実は子どもの頃、いじめがきっかけで不登校だった時期があります。
毎朝、学校のことを考えるだけでお腹が痛くなって、玄関で靴が履けなくなって、「行かなきゃ」と「行けない」の間で、ずっと固まっていました。
今振り返ると、ちゃんと理由があって、ちゃんと苦しかったです。
でも当時の私は、「弱いからだ」「頑張れない自分が悪い」そう思っていました。
心理を学んで、心理職になって、悩まなくなったかというと……全然そんなことはありません。
今でも、人間関係で落ち込むし、言い過ぎたかなって反省するし、うまくいかなくて自信をなくす日もあります。
ただ一つ違うのは、「悩んでいる自分を責めすぎなくなった」ことです。
学校に行けなかったあの頃の自分が今の私の中にちゃんと生きていて「ああ、この感じ、知ってるな」って思うことがあります。
わかってもらえなかった気持ちを、私は忘れたくないです。
不登校だった頃、一番つらかったのは「いじめ」そのものより、気持ちをうまく説明できなかったり、大丈夫?と聞かれても大丈夫じゃないこと、でも、それをわかってもらえないこと、でした。
だから今、誰かが「うまく言えないけど、しんどい」そう話してくれるとき、私はそのままの言葉を大事にしたいと思っています。
整理されていなくてもいい。
泣いてもいい。
黙ってしまってもいい。
私は心理職だけど、答えを持っているわけではありません。
「こうすれば治ります」「こう考えれば大丈夫です」と答えを渡すことは難しいです。
一緒に座って、「何がそんなに苦しいんだろうね」って考える人でいたいと思っています。
不登校だった経験も、今も悩む自分も、全部ひっくるめて私はここにいます。
もし今、学校・仕事・人間関係がしんどかったら「こんなことで相談していいのかな」そう思う人ほど、たいていもう限界まで頑張っています。
過去に学校に行けなかった私も、心理職になった今の私も、悩む気持ちはちゃんとわかります。
無理に前向きにならなくていい。
ちゃんと話せなくてもいい。
ほんわか、ゆっくり、一緒に考える場所として、ここを使ってもらえたらうれしいです。

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